愛するペットを守るために:犬と猫に有害な観葉植物とは?

お部屋を彩る観葉植物は、心地よい空間をつくるアイテムのひとつ。でも、愛犬や愛猫と暮らすなら、その植物が「ペットにとって安全かどうか」をチェックすることがとても大切です。

特に子犬や子猫、好奇心旺盛な子は葉をかじったり、土を掘ったりすることがあります。知らずに有害な植物を口にしてしまうと、体調を崩すだけでなく、命に関わることもあるのです。


⚠️ なぜ植物がペットにとって危険なの?

植物によって含まれる成分が異なり、犬や猫の体に合わないものも多くあります。中毒症状の例としては:

  • 嘔吐・下痢

  • よだれが止まらない

  • 呼吸が苦しくなる

  • けいれんやふらつき

  • 重篤な場合は心臓や肝臓の障害も


🚫 犬・猫にとって特に危険な観葉植物10選

1. ユリ科の植物(特に猫に非常に有害)

たとえ少量でも、猫がユリの花粉をなめるだけで腎不全を引き起こすことがあります。
安全な代替案: アフリカスミレ、胡蝶蘭など。

2. ソテツ(ソテツの実が特に危険)

すべての部位が有毒で、摂取すると肝臓に重いダメージを与えます。
安全な代替案: テーブルヤシ、シュロチクなど。

3. アロエベラ

人間には美容によい植物として有名ですが、ペットには吐き気や震えを引き起こすことがあります。
安全な代替案: ハオルチア属、スパイダープラントなど。

4. ポトス(デビルズアイビー)

見た目が可愛く育てやすい反面、葉には刺激性の成分が含まれ、口の中が腫れることも。
安全な代替案: ペペロミア、カラテアなど。

5. スパティフィラム(平和のユリ)

本物のユリではないものの、ペットには有害。口の中の炎症や食欲不振の原因に。
安全な代替案: 祈りの植物(マランタ)、スパイダープラントなど。

6. サンスベリア(トラノオ)

丈夫な植物ですが、ペットが食べると吐き気や下痢を引き起こします。
安全な代替案: アレカヤシ、ネフロレピスなど。

7. ディフェンバキア(カンアオイ)

口に入れると、腫れや痛み、呼吸困難を引き起こすことがあります。
安全な代替案: ポリカドットプラントなど。

8. キョウチクトウ(オレアンダー)

庭に植えられることが多いですが、非常に毒性が強く、致命的なケースも。
安全な代替案: ハイビスカス。

9. フィロデンドロン属の植物

見た目は美しいですが、犬猫にとっては口内炎や胃腸障害の原因になります。
安全な代替案: ピレア、スウェディッシュアイビーなど。

10. イングリッシュアイビー(ヘデラ)

吊り鉢によく使われる植物ですが、嘔吐・腹痛・よだれなどの症状を引き起こします。
安全な代替案: ボストンファーンなど。


🛑 万が一、ペットが有毒植物を食べてしまったら?

  1. 慌てずに、まずは植物の種類を確認(可能であればラベルを保管)

  2. ペットを植物から離す

  3. すぐに動物病院に連絡するか、毒物相談センターに連絡

    • 日本中毒情報センター(電話対応:072-727-2499)


🐾 ペットと植物が安心して共存するためのポイント

  • 高い棚や吊り下げ型の鉢を活用

  • 猫が届かない場所に設置する工夫を

  • 苦味スプレー(ペット用)でかじり防止

  • 猫専用の「猫草」や「小麦草」などを代わりに用意

  • 犬には「ダメ」と教えるしつけを習慣に


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